ヴェルディ対札幌@西ヶ丘
両チームともJ2仕様なサッカー内容ではなく、驚き。
札幌の柳下が「アクションサッカー」なんて言ってたけど、またまた~嘘でしょ?J2は超現実サッカーだよ!なんて思ってたので、札幌の試合パフォーマンスにはビックリでした。
組織的にパスを回して相手の守備ブロックを徐々にアンバランスにし、最終的にシュートを決めよう!なんてイメージのサッカーか。もちろん、ボールなしでもアクションしていくというイメージ。それを全員で共有する。
その組織パスサッカーの中心になるのが中盤の底の大塚なんでしょう。
でも、組織でパスを回して・・・なんつーイメージを持ちプレーするのはいいが、最終極面もっともっとドリブルで仕掛けたらさらによくなるかな。
後半は、アウトサイドの芳賀と関に代えて藤田と西谷入れてからは、何度かドリブルで仕掛けていくシーンがあったけど。
あとは、今日出場停止だったFWフッキの爆発に期待するしかない。来年J1は、ないな!
それにしても、札幌のシステム3-5-2は5-3-2ではないね。
アウトサイドがどーしても下がると5バックになることが多いけど、札幌はあまりそうならない。
これの要因?は、おそらく3バックの真ん中の奴(札幌5番)の守備タイプ・考え方・ポジショニングによるのかな、と。
その真ん中の奴が「常に余って他のCBの後ろねカバーリングさえしていればいいんだ」という考え方だと、限りなく5バックになってしまう。そうではなく、「あくまでもCBが3枚横並びで、一人ひとりがチェック&カバーをしなければいけないんだ。」という考え方でプレーすると、3バックが維持できるということかな、と
こう考えると、日本代表の3バックの真ん中はチェックやアタック守備をあまりしない宮本だから限りなく5バックになるってことかな、と。
逆に浦和の大きい田中さんは、アタック守備やチェックをするから浦和は3バックを維持できるということかな、と。
そんじゃ、うちの増嶋君はどうしまっしょうか。
by el-tokyo.1999 | 2006-04-29 15:45 | Jリーグ